「歯並びを治したいけど、矯正器具が目立ったり、矯正をしているのが分かるのは嫌だ」という方も多いのではないでしょうか?そこで近年注目を浴びているのが、マウスピース矯正の【インビザライン】です。透明なマウスピースを使用した治療方法のため、矯正をしていることが気付かれにくく、近年注目を集めています。そこで今回は、インビザライン矯正の特徴と注意点について解説していきます。
▼インビザラインとは?
インビザライン(Invisalign)は、歯列矯正の方法の1つで、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列を移動させる方法です。従来の歯列矯正装置と異なり、金属製のブラケットやワイヤーが使用されず、透明なマウスピースを歯にはめて装着します。このマウスピースは、数週間ごとに新しいものに交換することで、徐々に歯列を移動させることができます。 インビザラインは、外見が気になる人やスポーツ選手、公演者、プレゼンターなど、見た目が気になる人に人気があります。また、歯並びを改善する際に歯の表面に取り付けるブラケットが嫌だという人や、食事や歯磨きの際の取り外しのしやすさを求める人にも好まれています。
▼インビザラインの特徴
①透明で目立ちにくい
インビザライン アライナーは透明なプラスチック素材でできており、装着してもほとんど見えないため、目立たないように歯を矯正したい人に人気があります。
②オーダーメイドでしっかりとフィットする
インビザラインアライナーの各セットは、患者の歯に合うようにカスタムメイドされており、快適でぴったりとフィットし、歯を正しい位置に徐々に移動させます。
③取り外し可能
従来のブレースとは異なり、インビザライン アライナーは取り外し可能なため、食事、ブラッシング、フロスが簡単になります。ただし、アライナーが効果的に機能するようにするには、少なくとも 1 日 20 ~ 22 時間アライナーを装着することが重要です。
④痛みが少ない
口を刺激するワイヤーやブラケットがないため、インビザラインは従来のブレースよりも痛みが少ないと多くの人が感じています。
⑤治療期間が短い
場合によっては、個々のケースにもよりますが、インビザラインは従来の矯正よりも早く歯を矯正することができます。
⑥デジタル治療計画
Invisalign は、高度な 3D イメージング技術を使用して、各歯の正確な動きをマッピングするカスタマイズされた治療計画を作成します。これにより、患者は治療後に自分の歯がどのように見えるかを確認し、最適な結果を得ることができます。 全体的にインビザラインでの矯正は、従来の矯正と比較して患者様の負担を減らすことができます。
▼インビザラインの注意点
インビザラインは、透明のマウスピースを使って歯列矯正を行う方法であり、従来の矯正治療よりも目立たず、取り外しも容易であるというメリットがあります。しかし、注意点もいくつかあります。以下に、インビザライン矯正における注意点をいくつか紹介します。
マウスピースの着用時間を守る事
インビザライン矯正では、マウスピースを長時間着用することが必要です。マウスピースを外すことで矯正効果が失われるため、指示された時間を守ることが大切です。また、マウスピースを外す時間が長くなりすぎると、矯正が遅れることがあります。
食事の注意
マウスピースを装着している間は、食事の際に注意が必要です。硬いものや粘り気のあるものをかんだり、噛んだりすることは避けるようにしましょう。また、飲食物の摂取後は、すぐに歯磨きをすることが望ましいです。
矯正期間中の歯科医師による定期的な診察
インビザライン矯正では、矯正期間中に歯科医師の診察を定期的に受ける必要があります。定期的な診察によって、矯正の進行状況や調整の必要性などが確認でき、適切な治療を行うことができます。
矯正中の虫歯や歯周病の治療
矯正治療中は、歯並びの修正によって歯周病や虫歯のリスクが高まることがあります。そのため、矯正治療を行う前に、歯周病や虫歯の治療を行うことが望ましいです。
矯正治療後のリテーナーの使用
矯正治療後には、リテーナーを使用して、歯の移動を維持する必要があります。リテーナーを長期間使用しない場合、歯の移動が戻ってしまうことがあるため、定期的にリテーナーの使用を継続することが望ましいです。 以上、インビザラインの矯正に関して解説させて頂きました。インビザラインにはメリットも多いですが注意点もあります。また、適応できる症例が限られています。しっかりと注意点やメリット・デメリットを理解した上で、矯正を始めるようにしましょう。
今治市のインビザライン矯正が行える歯医者【ひかり歯科医院】までご相談ください。